一貫生産体制だからこその学べる環境
知人の紹介で芝岡製作所を知りました。大学は文系で、自分にできるか不安でしたが、車が好きだったことも後押しとなり入社を決意しました。
私は営業としてお客様との打ち合わせや、見積作成、工期調整などを行っています。
芝岡製作所の製品は工場設備のため専門性が高く、入社後の研修だけでは、細部まで理解するのは困難でした。しかし当社は一貫生産体制で自社に工場があるため、製品がどう作られるかをじかに見ることができ、実感を持って学ぶことができました。さらには先輩に同行し、お客様の工場にも足を運び、客先でどのように設備が使われているかを体感することができ、お客様の要望の意図まで理解できるようになったと思います。当社の仕事は専門性が高いですが、いち早く成長できる環境が整っています。
お客様と当社部門の、橋渡しになるポジション
当社はお客様の要望に合わせ製品を製造するため、定型の商品があるわけではありません。お客様の要望やお困りごとに合わせて、設備をカスタマイズしていきます。そのためお客様のニーズを正確に深く汲み取りとることが重要です。打ち合わせは何度も念入りに行い、それを元に当社の設計部に設計を依頼します。
設計図が決まったら、次は製造フェーズです。設計の意図が漏れなく製造部に伝わるように、設計と製造の間に立ち、認識のズレがないように調整を行います。もちろんお客様とも常に連絡をとり、工期のスケジュールを管理するなど、最後まで営業が中心となり、プロジェクトを進行していきます。
億を超える製品に携わるやりがい
当社の製品は大きいものでは、1億円を超えるものもあります。
見積は、お客様の要望を元に設備の規模や機能を構想し、そこから必要な部品数を算出して1から作成していきます。一つの部品の漏れが、お客様や自社に大きな損害となるので、規模や金額が大きくなるほどプレッシャーを感じます。
そんな中、私が大切にしているのは「自身が詳細に説明できる見積を作る」こと。一見当たり前のように感じますが、当社の設備は部品点数が多いため、すべてを理解するには多くの知識と経験が必要です。たとえすべての設備で必要な部品でも、「なぜこれが必要か」を明確に説明できることで、お客様に納得していただけると考えています。
当社の営業は、既存製品を売るのではなく、お客様の要望を叶える製品を提案するのが仕事です。前例がない場合も多く、1から考える苦労もありますが、オンリーワンの設備を手掛けることができるので、新しいプロジェクトが始まるたびに、いつもわくわくしています。
一日の流れ
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08:00
業務開始
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10:00
社内調整業務
お客様との内容を設計部や製造部に展開して、認識齟齬がおきないように内容をすり合わせます。
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12:00
休憩
漫画や音楽、動画などをみて自由に過ごしています。
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13:00
お客様と打合せ
客先で打ち合わせを行います。お客様の要望を聞き、仕様を固めていきます。
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16:00
見積作成
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18:00
翌日のスケジュールの確認~退社
退社前に翌日の予定を円滑に行うために内容確認と準備を行います。