INTERVIEW 02
ものづくりの醍醐味を設計から実感できる仕事
M・S
技術部
2022年入社
Chapter 01
私は大学時代、CADを学ぶ中で設計の面白さを実感し、ものづくりの現場に関わる仕事を志望するようになりました。そんな時、大学の就職サポートセンターから紹介されたのが、芝岡製作所でした。
芝岡製作所は、設計から製造、組立てまでを社内で完結する一貫生産体制を採用しています。そのため、自ら設計したものがどのような形になっていくのかを間近で確認することができました。設計者として、自分が手掛けた製品が実際に形になる過程を直接見られる環境であることに、強く惹かれたのです。
さらに、トヨタ自動車との取引があり安定した事業基盤を持っていること、そして長い歴史を持つ企業であることも、芝岡製作所を選んだ決め手となりました。
Chapter 02
私が所属する技術部では、客先からの依頼をもとに3DCADソフトを使用し、治具の設計や図面製作を行っています。設計内容を営業や客先と打ち合わせし、協力会社へ製作を依頼するのが主な業務です。担当者のサポートや協力会社への指示を担当し、経験を積みながらスキルを向上させてきました。
日々の業務では、無駄のないサイズ・構造を考えることを意識し、将来的な部品追加を見越した設計を心掛けています。また、ミスを防ぐために記録を残し、客先や社内と積極的に意見交換を行いながら、より良い設計を追求しています。
やりがいを感じるのは、自分が設計した治具が形になり、実際に稼働する瞬間です。工場で完成品を確認するだけでなく、現場で自分の設計した設備が活用されている様子を見た時には、大きな達成感を覚えました。
Chapter 03
自動車に詳しくなくても設計の楽しさを実感できるところが、当社の魅力です。設計した治具が自社工場や顧客先の工場で実際に稼働する様子を確認でき、現場からのフィードバックを活かして改善を重ねられます。設計から製造までを一貫して手掛けているので、万が一ミスが発生した場合でも迅速に修正が可能で、コスト削減や作業効率の向上にもつながる点が大きな強みです。
技術部ではグループごとに連携し、活発な意見を出し合いながら設計を進めます。自ら考え、積極的に提案する姿勢が求められるため、発信力が重要なスキルとなります。また、日々の作業効率を高めるために、ショートカットキーの活用やデスク環境の最適化など、さまざまな工夫も取り入れてきました。
今後の目標は、ミスを減らし、業務の精度を向上させることです。過去の作業記録を分析し、反省点を洗い出すことで知識を深め、より正確な設計を目指しています。初めて1人で担当したプロジェクトでは、強度設計の重要性を学び、大きく成長することができました。これからも積極的にスキルを磨き、設計者としての幅を広げていきたいです。