INTERVIEW 03
小売業から製造業へ、働きやすさが決め手となった転職
T・T
製造部 組長
2004年入社
Chapter 01
私はもともと自動車産業が盛んな地域に住んでいたため、自然と自動車関係の仕事に興味を持つようになりました。前職では自動車部品の小売販売の仕事に従事していたのですが、異業種である製造業への転職を希望し、芝岡製作所の求人に応募しました。
芝岡製作所を選んだ理由は、自宅から近かったことと、働きやすそうな印象を受けたからです。入社して実際に働いてみると、労働時間管理が徹底されていて残業代もきちんと支給されるなど、待遇面も魅力的だと感じています。
入社当初は生産管理部門に配属されましたが、その後、製造部に異動となりました。当社ではデータ管理などを主にExcelで行っており、パソコンスキルを強みとしていた私のスキルを製造部で活かせるという判断から、異動が決定したようです。
Chapter 02
製造部では、材料の入荷から加工、塗装、組立へと進む一連の物流工程を担っています。具体的には、入荷した材料の仕分けから始まり、CAD/CAMを用いた五面加工機のプログラム作成、パーツの加工などを担当し、それらを次の工程である組立の部署へ送りだすことが主な業務です。生産管理部門で培った全体像を把握する知識が、次の工程に向けてスムーズにパーツが流れる仕組みの構築に役立ちました。自身が関わった製品が実際に形となり、使用される瞬間には、大きなやりがいを感じます。
製造業務では、突発的なトラブルが発生することも少なくありません。例えば、納期が迫っている状況で部品が破損した場合などは、これまでの経験を活かして、最適な解決策を導き出すことが求められます。そのため、過去の経験を教訓に、問題解決能力の向上に努めてきました。多様な製品を手掛けることで知識と経験も蓄積され、より柔軟な対応力が養われてきたのではないかと自負しています。
Chapter 03
芝岡製作所で働く最大の魅力は、何といっても部署間の垣根を越えた協力体制と、風通しの良い職場環境にあると思います。入社当初、私は異なる部署の先輩からも親切に指導を受けられました。さらに、業務に必要な資格取得にかかる費用を会社が負担してくれるなど、スキルアップの機会も豊富に用意されています。
これまで常に仕事の優先順位を明確にし、円滑なコミュニケーションを心掛けて、効率的な業務遂行に努めてきました。疑問点を持つ同僚には、何度でも丁寧に説明することで、組織全体のスキル向上を図っています。
今後は、入社当初に受けた親切な対応を自らが実践することで、後輩たちが安心して働ける環境をつくりたいと考えています。そして、将来的には、チーム全体がより一層協力し、スムーズに業務を進められる職場づくりに貢献できるようになりたいです。そのために、より一層コミュニケーション能力を高め、経験を積み重ねていきます。